私が新しいiPhoneに求めているものを考え始めたらなんだか寂しい気分になった。
現在iPhone4を使っております。タムカイです。
昨年発売されたiPhone4Sを買った知人・友人が口を揃えて「いい!イイ!Eee!」などというので、次のモデルは発売日に買ってやろうと、今か今かと発売日を待ち続けております。
楽しみすぎて夜寝てるはずなのに、日中もひどい眠気に苛まれています><
もちろん、このような場合に仁義を切る必要のある家人については、この2年ですっかり洗脳しておきましたので、今や「いつ出るのか!一緒に買おう!」と、この辺りぬかりはありませんw
欲しい!ほしい!HOSHI!
と、悶々とするのが得意な部類のガジェッターなのですが、いま一度自分が新しいiPhoneに求めているものは何だろう…、と考えてみることにしました。
思いかえせば二年前にiPhone3GSを手に入れ一変した生活。
丸っこい3GSも良かったけど、直線がかっちょいい4。
だけど持ちづらくてケース必須じゃないか><
スルーはしたけど4と同じデザインだったから我慢できた4S…。
次はやっぱり5なのか…?
そして私がたどり着いた欲しい三要素とは!
- きれいなカメラ
- 超速い通信速度
- これまで以上の電池持ち
の3つ!
あれ?私の願望しょぼすぎ…?
そうなのです、自分にとってiPhoneという存在が当たり前になったからか、求めているものが単なる機能レベルの底上げばっかりだったのです。なんかこれは寂しい。
製品単体ではなくサービスの時代
新しいiPhoneがすごく欲しいのは今以上に快適に使いたいから。
で、この「使う」対象が実はiPhone自体じゃなくなっていて、私自身の興味と同じく、今こうして書いているブログだったり、SNSだったり、日々の記録だったり所謂サービスに向かっているからなんじゃないかな、と思った次第。
もっときれいな写真を撮ってブログにあげて記事を書きたい、きれいな動画で子供を撮りたい、そんなことを通して色んな人とつながりたい…、とそういう感じ。
で、これらを利用するのに自分にとってはiPhoneが一番しっくりきている、と。
私達はこの感覚を知っている。
これと同じ進化を遂げたものを私達は知っています。
それが今や「ガラケー」と呼ばれてしまっている、携帯電話。
電話とメール、それに小型端末に特化したネット接続を手に入れた後は、カメラの画素数や画面の解像度といった、本当にユーザーのニーズだったのか、今となっては分からない進化を遂げ、そして最後にはスマートフォンという波に飲み込まれてしまいました。
そして私は寂しさの理由を知った
さて、その最後のガラケーと同程度のカメラ性能と画面解像度(実は既に私達はRetinaを見ていたわけで)をiPhoneが手に入れたら、次はいったいどうなるのか。
iPhoneの生みの親と言われるジョブズはもういませんが、彼ならどうしてくれたのだろうか。
僕の感じた寂しさの理由はこんなところにあったのかもしれません。
今は彼が残したアップルに、いやもしかしたら、別にやってくる何かに期待せざるを得ないのです。
今回のワシヅカミポイントは
- やっぱり新しいものはいいよねー
- 製品の時代からサービスの時代へ
- 当たり前になった次に来るインパクトが楽しみ
の3つ
もちろんこういう時代ですから、期待するだけでなく、その「次に来るもの」の一端を担えたりしたらこんな幸せなことはないだろうなあと思う今日この頃なのでした。
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