なんでもないようなことを、情景メモとしてEvernoteに残す工夫。
photo credit: Pink Sherbet Photography via photopin cc
なんでもないようなことが幸せだったと思うんだろうなぁ、タムカイです。
そろそろ、ギークな父さん歴も四年にさしかかろうかとという今日この頃。
こんな風に色んなことを試行錯誤・工夫している思いの原点は、やっぱり自分の親が写真やら色んなものを残してくれていて、それが嬉しかったからだろうなぁと思うわけです。
さて昔に比べて格段に残せるものが多くなっている現代なのですが、昔と変わらず何より重要なのは自分の記憶であります。
写真だったり動画も結局はその時の記憶を呼び出すためのトリガーでしかないのです。
今回はそんなトリガーを増やすための工夫を一つご紹介。
気軽になった写真と動画
現在もっとも気軽な記録は写真です。
携帯にしろデジカメにしろ、一昔前では考えられないほどのカメラを持つようになりました。
同時に最近のカメラであれば、動画の撮影も可能ですのでより多くの情報量を記録できるようになっています。
動画については整理・活用にまだまだ工夫の余地があると思うのですが、それはまた別の機会に。
写真と動画の問題点
さて、これほどまでに気軽で便利な写真と動画なのですが、最近ちょっとした問題点が目に付くようになってきました。
それは子が三歳に近づいてきた前後からなのですが、大きくまとめると以下の二点になります。
1.子が構える
赤ん坊の頃は良かったのですが、物心がつくにつれ、子が撮られていることを意識するようになってきました。
写真ならまだしも、動画となると変に構えたり、あまつさえカメラを奪いにくるのでおちおち撮ることもできません。
2.なんでもないようなことが、かけがえないんだな、と気付いた
子が生まれてすぐなんかは、バタバタしつつもやることがないので写真やら動画を撮りまくります。
しかしそのうちどんどん手がかかり出して記録もおろそかに。
かろうじて旅行などのイベントでははりきるものの、日々の記録という面ではどんどんおろそかになっていきます。
そしてある時はたと気づきました。
「なんでもない」時ってすごい重要なんです。
例えば子が泣いてばかりだったあの時や、声がだんだん変わっていく様子、思わず吹き出してしまう言い間違い、家の中を走り回るる時の物音や嬌声。
そういうものを気軽に残しておきたいな、と思うようになりました。
Evernoteのボイスメモ機能を使ってみる
そこで活用しようと思ったのが、大好きなEvernoteです。
記録の仕方は簡単。
Evernoteアプリで新規ノート作成を選択して、音声のボタンをタップ。
一分ほど撮ったらスナップショットでその時の写真を一枚、これだけです。
ノート名は位置情報をONにしていると勝手にノート名になります。
iPhoneアプリでの再生画面はこんな感じ。
パソコン版アプリだと音声再生画面のコントロールがしやすい感じ。
Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser.
ちなみにこの時の音声はこんな感じ。
スーパーへ買い物に行こうとする私とPCデポに行きたがる子との攻防です。
しかし、PCデポとは…完全に父の影響ですが、将来が不安になりますw
ちなみにこの後なんとかなだめすかして二人でスーパーへ行きましたw
今回のワシヅカミポイントは
- なんでもないようなことが幸せだったと思う
- 色んな手段で残すことを考えてみる
- 大事なのは記録ででどんなことを思い出すかだったり
の3つ!
例えば子供の声だけじゃなくて旅先での雑踏とかそういう何気ない音を撮ってもいいと思います。
今日のエントリを書いてみて、同じ記録でも時と場合で違う思いに至ったりするので、それを残しておく工夫もしてみたいなーと思いました。
最近気になる一品
さすがにこんなの付けたらバレるけどw