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無印良品の壁掛式Bluetoothスピーカーってのが売られているそうなのですが、なんか残念だと思ってしまった。


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何かと家にある無印良品の製品たち、無駄な装飾とかがないスッキリしたデザインが好みで重宝しております。

さて、そんな無印良品から新製品が発売されておりました。

それがこちらの壁掛式Bluetoothスピーカー(それにしても英数字が全角なんですね…)です。

これを見たときなんとも言えないモヤモヤした感じがしてしまったのです。

なんていうんでしょう、切れ味が無くなってしまった包丁で切られたお刺身みたいな感じとでも言いましょうか…。

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こちらのベースになった製品は、何処かで見たことがあるに違いないこちら


壁掛式CDプレーヤー CPD‐3なわけです。

これは初めて見た時から
「なるほど!おもしろい!」という切れ味がありました。

あえてその面白さを説明するのも野望なのですが、一言で言えばこれ

山善(YAMAZEN) 一般台所用換気扇 YK-20

説明されなくても、これが持つイメージと製品が無意識的に結びつくところがおもしろいわけです。

紐を引く→ファンが回る=CDが回る→風が流れる=音が流れる→紐を引くと止まる

みたいな感じに。

で、blutoothスピーカーですが「回る」の部分が完全に無くなってしまったため、もはや換気扇ではなく前のプロダクトとしか結びつかないのです。

で、これっていうのは何か回転物をつければいいってものではないのですよね。CDは意味のある回転だったから、納得とともにおもしろさを感じられたわけで。

あのCDプレーヤーは間違いなくひところの無印良品ブランドを確立した製品のひとつでした。
ただ、後継のスピーカーは姿は似ていても、込められた思いが全く別物だと感じてしまったのです。

単なるシンプル雑貨ではない、だからこそここまでのブランドになった無印良品。私はまだまだその底力に期待しているのです。

というわけで期待という「念」を残して「残念」という感想にさせていただきました。

無印良品の「改革」―なぜ無印良品は蘇ったのか
渡辺 米英
商業界
売り上げランキング: 199,014

ちなみにCDプレーヤーの最初のモデルは、この改革の真っ最中2001年に発売されたもの。やはり一デザイナーとして、単なる装飾ではないデザインの可能性を信じていたいと思うのです。

ワシヅカミできたかな?
あなたの右脳の恋人タムカイ(@切り抜きジャック)でした。
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