私が「筆記具」を好きな理由。〜「大人の鉛筆」という商品名はズルい、思わず買ってしまった。〜
普段から「文房具好き」と言われていたりするのですが、実際のところは「筆記具好き」なのです。
文房具屋に行くと真っ先に筆記具売り場へ向かいます。
新製品を物色したり、試し書きをしたりで小一時間は軽く潰せるほど、家人はよく呆れた顔で私を見ております。
例えばPCのキーボードとスマートフォンのフリック入力でどこか文章が変わるというような話がありますが、筆記具が変わると太さや色など見た目としては勿論、描く絵や文字まであからさまに変化が生まれます。
アイデアは形を伴って初めて意味を為すもの。
筆記具とはいわば私の頭の扉を開いてアイデアを取り出すための鍵のようなものなのかもしれません。
というわけで新年一つ目の筆記具のご紹介など。
使い込むほど手に馴染む。北星鉛筆「大人の鉛筆」
今回出会ってしまったのは北星鉛筆の「大人の鉛筆」というもの。
「使い込むほど手に馴染む」とか「大人の」とか言われるとすぐに気になってしまう困った性格をしております。
コンセプトが「鉛筆屋による、鉛筆好きの為の筆記具」ということでなんだか気になってしまいました。
一応これでも大学受験などでは鉛筆デッサンをしたりもしておりましたので、鉛筆で何かを描くのは嫌いじゃないのです。
特徴の一つがこの「芯削り器」
刃ではなく、四枚のバネを用いた構造で、回転でなくひねるだけで芯が削れるというもの。
この芯が
こんな感じに。
「大人の鉛筆」というネーミングですが、構造としては芯ホルダーと同様になります。木製のボディがどこか鉛筆を思わせるあたたかみを感じさせてくれるのがいいですね。
私が購入したのはつや消し黒の塗装でさらっとした手触りになっていて、つや消し大好きな自分にはこれもなんだかうれしいところ。
以前ブログでも紹介した鉛筆シャープの1.3mmよりもさらに芯が太いので、より鉛筆っぽさがある感じでしょうか。
あとはパッケージが少し変わっていて、これもなんだかインスピレーションをいただきました。
厚みのある紙を折り畳んで、その重なりがパッケージになっているんですね。
開封するとだんだんメッセージが見えてくるというのがいい。
先日のアイキャッチはこの鉛筆で描いたものですね。
ラフスケッチっぽい感じになっていますが、こういうのも楽しい。
今回のワシヅカミポイントは
- 昔懐かしい鉛筆の感触が楽しい
- 書き味が柔らかいのでザクザク書くのが楽しい
- 筆記具によって書くもの描くものが変わるおもしろさ
の3つ
なんか今年は色々描いていこうと思っているのですが、いろんな筆記具にもチャレンジしていきたいなーなんて考えているのでした。