二年後に向けて、後輩と二人でモレスキンに書き込む「一日四行」
一応、それなりに社会人生活が続いておりまして、今年は新人さんの教育担当になりましたタムカイ(@tamkai)です。
ウチの会社では入社から二年間、新人一人に先輩一人がついてトレーナー・トレーニーという関係で教育にあたるという制度があります。
私も入社時にはトレーニーとして先輩のお世話になったのですが、今回は初めてのトレーナー。
人に教えるって何か、色々考えていた。
思えば先月こんなエントリ
すばらしい「先生」の条件は「教えない」ことである | 切り抜きジャック
を書いたのも、この教育係になったのがきっかけでした。
自分の入社後二年を思い返してみると、初めての経験に対する驚きや戸惑いの中、走りきることに必死だったように感じます。
その頃には今のように細かく記録をとったりすることもなかったので、今あの頃の気持ちを思い出すのは少し難しくなってしまいました。
せめて一言だけでもあれば変わる
自分自身がライフログを取るようになって感じたのは、その時は何気ない一言でも、あとで振り返ると、その言葉のおかげで色々な情景を思い浮かべたり、気持ちを思い出したりできるということ。
ならば、せめてこのことを後輩に伝えようと思ったところで手元にあったのが二冊の新品のモレスキン。
この一冊を後輩が、もう一冊を僕が使い「毎日、仕事の終わりに四行日記をつけよう」と約束をしました。
四行日記では、日一日の出来事について「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の四行を書き込みます。
後輩は社会人一年目、自分は教育担当一年目、何かを始めるにはいい機会だと思いました。
あと、お互いやっていて自分だけサボったら恥ずかしいので、個人的にはちょっと頑張れるかなと思ったのです。
毎日、仕事終わりの10分を使って一日の振り返りをしています。
一日たった10分でも、二年続ければかなりの時間になります。
また、一日四行が習慣になれば、これが一日五行、十行、1ページになるかもしれません。
まずはできるところから少しずつ、そして二年後お互いにとってかけがえのない記録になることを夢みて、今日もモレスキンに今はなんでもない思いを書き込むのでした。
今回のワシヅカミポイントは
- 何かを始めるならまずは少しずつでも、とにかく始めてみる
- 毎日少しずつでも、積み重なればかけがえのないものになる
- 一人でなく、誰かと始めることも時には使える
の3つ
モレスキンのルールドを初めての使いました。
いつもは絵を描いたりしちゃうので、方眼かプレーンなのですが、こういう用途にはやっぱルールドがいいですね!