さよならBeluga、こんにちはRingReef
ここ最近で個人的にもっともヒットだと思っていたメッセージングサービスのBelugaから、終了のお知らせが届いてしまいました。
もともとFacebookがメッセージングサービス強化のために買収したため有名になったサービスでしたので、いつかはと覚悟していましたがついにその日がきてしまった、ということですね。
さて、そのBelugaの開発したFacebookメッセンジャーの日本語版が満を時してリリースされ、僕自身も便利に使ってはいるのですが、ちょっと困ったのがFacebookアカウントを持っていない人とのやりとり。
人によってはFacebookアカウントを持ってはいなかったりして少し困ってしまいました。
その点Belugaは専用のアカウントを持てたので問題無かったんですよね。
そこで後継となるサービスを色々探しました。
僕がサービスを探す上で重要視したポイントは
- サービス専用アカウントでログインできること
- AndroidでもiPhoneでも使用できること
- PCからでもメッセージングの送受信ができること
の三点。
そして見つけたのがこのRingReefです。
Facebookは一番目がネックでしたし、ViberやLINEといったサービスは電話番号紐付けでiPod touchで使いにくいことや、PCでの送受信ができなかったのです。
この点RingReefは全てクリアしていました。
■簡単な紹介と特徴を
まずサービスの運営はNEC BIGLOBEが行っています。
ただ、グローバル展開を見越したサービスなのか、説明の画像などは英語版になっています。
AndroidまたはiPhoneから無料アプリを落としてからのアカウント登録になります。
専用アカウント作成の他、Facebook、Twitter、mixiのアカウントでログインすることもできます。
mixiが入っているあたりに日本発を感じますね。
BelugaがほぼPCとモバイルを同等に扱っていたのに対し、RingReefはモバイルメインで設計されているため、アカウント登録や登録情報の変更はPCでは行えません。
アプリの画面やPCの画面はBelugaを使ったことがあればほぼ迷わないと思います。
BelugaではPodというものでメッセージをやりとりしていましたが、RingReefではReefというものを使います、概念はほぼ同じです。
すこし違うのはPodはクローズドのみですが、Reefはオープンにもできる点です。ただ、デフォルトはクローズドなので、変にいじらなければ誰かに見られたりはないとおもいます。
コンタクト画面ではFacebook、Twitter、mixiそれぞれのアカウントを登録するとフレンドの一覧及びRingReefに登録している人の一覧を見ることができます。
Belugaのコンタクト管理がお世辞にも良くできていたとは言い難いので、これはいいですね。
またRingReef最大の特徴だと思っているのがアルバム機能です。
これはReefの中でやりとりされた写真を一覧できる機能です。
少し前に話題になったColorというサービスに似ていますが、こちらはクローズドで運用できる分安心かと。
これがあるのでイベントや旅行などでReefを作って楽しむこともできそうです。
PC側の画面はこんな見た目になります。
ちょっともったりした印象ですが、使い勝手は悪くありません。
若干アプリがBelugaに比べて重い印象がありますが、ここはアップデートに期待でしょうか。
国産でここまででできているならがんばってもらいたいものです。
あとはシェアが広がるとオープンのReefがどんどん出てきて面白くなるかも、とか今後が楽しみなサービスです。