思考の粒度でペンを使い分ける!黒3赤1ノート術(実践編)
こちらのエントリで紹介させていただいた黒3赤1ノート術ですが
たった2色で見やすいノートは作れる!黒3赤1ノート術(道具編) | 切り抜きジャック
今回は実際にどんなノートになっているのかという作例をご紹介させていただきます。
ちなみに私にとって「ノート」というのはメモで集めたアイデアをまとめるところ、つまりこのブログの一歩手前の場所のような位置づけです。
メモとノートと手帳の違い、そして私の運用方法をここに晒す。 | 切り抜きジャック
ちなみにメモについては以前こんなエントリを書かせていただきました。
ついに辿り着いた、私の究極デジアナメモ術v1.0 | 切り抜きジャック
コツは大枠から詳細
私は一応そこそこ美術系的なサムシングをかじっているのですが、このやり方はデッサンと同じような感じです。
いや、デッサンに限らず世にある様々な創作活動と同じ。
大枠から入って詳細に入る、これこそが唯一にして最大のコツです。
やり方は違えど、この進め方を意識すれば結構色々捗ります。
では早速見ていきましょう。
サインペンでアウトラインを書きつける!
まずはメモを見返したり、様々な状況から、「これは!」というキーワードを書き出します。
今回はどこにでもあるキーワードを選んでみましたが、仕事の場であれば頻出するキーワードや自分の思いなど、ブレストのように書いていく感じ。ここで少しスペースを空け気味にしておくのがコツ。
ここで書き出した内容が「枠」になっていきます。
極細ペンで詳細を書き込む
次はそうやって出てきたキーワードに対して詳細を書き込みます。
詳細が入ってくると深みが増すというか、なんかそれっぽくなってくるから不思議。
それっぽいってすごく大事だと思うんですよ。
中のペンで流れと赤で仕上げを
実は中くらいのペンで関連性や優先度を書き込んで、赤いペンで大事なところへのチェックと最後のまとめを書き込みます。
正直な所、私は中のペンをノートであまり使いません。
このペンはむしろメモ書きで使う用なのです。書き留める感じがサインペンや極細ではしっくりこなくて。
赤でのチェックは後から見直す時用です。
あまり多くしないことがコツ。ペンと同じで多くても黒3に対して赤1くらいに収めておくと、後で見返しやすいです。
ブログを書くのにも使える
で、よく分からない作例も良いのですが、実際の使用例だと
前回のエントリを書いた時のノートがこんな感じ。
サインペンで見出しを先に書いておいて、その下に詳細を入れていってます。
何もないところから始めると、あれもこれもと欲張りが出てしまいまとまらないことが多くなりがちですが、こうやって大枠から入ると全体のボリュームが見えて書くことと省くことが判断しやすくなります。
このような感じでたった2色ですが、線の太さと書き込む順番を工夫することで見やすいノートをとることができます。
思考の粒度
タイトルの「思考の粒度」と言うフレーズは前回のエントリに対して
ペンの太さと、思考の粒度を合わせるのはナイスアイデアだな〜。マネしてみるっす!たった2色で見やすいノートは作れる!黒3赤1ノート術(道具編) (via @Pocket) http://t.co/2Vu6MYFI
— Hiroshi Ueki (@hirocueki) April 18, 2012
というレスポンスをいただき、すごくしっくりきてお願いして使わせてもらいました。
こんな風にレスポンスがもらえるとブログ書いてて良かったな、と思うのです!
今回のワシヅカミポイントは
- 大枠から入って詳細に入ることがコツ
- それっぽいってすごく大事
- レスポンスによって自分の考えがまた深まる
の3つ。
まあ冒頭で例を出したデッサンについては、ここをおろそかにしたせいで後でとんでもなく苦労したんですけどね><
どうして作例に「部屋とYシャツと私」を使ったのか自分でも分からないけど、Amazonで売られていることに驚きました。
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ここでは画像無しだけど、リンク先にある縦長CDジャケットが懐かしすぎるww