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iTunesプレイリストをライフログ化するためにしているたった一つの工夫


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Metallica at Rock Werchter 2009 ♫♪

photo credit: crsan – christianholmer.com via photopin cc

いつも拝見させていただいている@rashita2こと倉下 忠憲さんのブログでとても面白そうな企画を発見し、これはなんとしても参加させていただこうと、エントリを書き始めた次第。

R-style » 【ゆる募企画】「みなさんのプレイリストスタイルは?」

その企画というのがこちら、「みなさんのプレイリストスタイルは?」というもの。

ちなみに今、私のiTunesライブラリのファイルサイズは150GBほど。
実に、再生し続けて84日かかるというのだから持ち主としても意味が分からない。

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音楽と私

音楽についての原体験は、親に買ってもらったアニメの主題歌集のカセットテープだったと思います。
同じテープを何度も何度も聞いて、何度も何度も歌っていた記憶があります。

自分から音楽に手を出し始めたのは小学校低学年くらいの頃、当時流行っていたRunnerがきっかけで爆風スランプにはまり、レンタル店でCDを借りてきてはカセットテープに録音し、ウォークマンで聞く日々を過ごしていました。

YouTube Preview Image

やがて自分でもCDを買うようになり、発売間もないMDデッキはお年玉をつぎこんで買い、つねに音楽が身の回りにある生活を送ってきました。
その上、音がなれば何でもいいような雑食なので、モットーはヒーリングからパンクまでと言っていたのですが、近頃はきゃりーぱみゅぱみゅから桂文珍師匠までという節操の無さで色んな音を聞いています。


iTunesとの出会い

そんな私ですのでiTunesとの出会いは必然といえば必然でした。

貧乏学生ながら収入の大半を音楽につぎ込むような生活をしていたある日、大学の先生から自慢されたのをきっかけに、カッとなって初代iPodを買いました。(今考えると大人気なさすぎるw)
それが2001年、猿が黒いモノリスに触れたあの映画の舞台になったその年、こっちの猿は白いモノリスに触れてその人生を大きく変化させ、管理ツール兼音楽再生ソフトとしてiTunesと出会いました。

余談ですがあの頃から基本のUIが変わらないiTunesってほんとすごいですよね…。

1968-  "2001"   - astronaut David Bowman

photo credit: x-ray delta one via photopin cc


HDクラッシュ、それは必然…

先に紹介した倉下さんのエントリでもあるように、PCが身近であればあるほどデータが飛ぶというのはある意味必然です。
わたしの場合、運良く音楽自体は外付けHDに逃がしていて消えることは無かったのですが、プレイリストが無くなってしまったことにとてもダメージを受けました。

それ以来、プレイリストをバックアップすると同時に一つの運用ルールが自分の中に生まれました。


そして生まれた私のプレイリスト運用法



今、私のiTunesにあるプレイリストはこのような感じになっています。
おそらく最も特徴的なのが「追加物」と呼ばれるプレイリストフォルダと「追加YYMMDD」と名付けられたプレイリストたち。
説明するまでもなく、年ごとをフォルダとし、追加した日をプレイリストとして保存してある構成です。
今となっては当たり前ですが、ある時点でプレイリストフォルダという機能が追加されて可能になった運用です。

先に紹介したエントリで倉下さんが「新譜」と呼ばれるInbox的なプレイリスト運用をされているのに対し、ある意味私の場合はデータの追加ごとにInboxが生み出されるような運用になっています。

あとはジャンルごとのプレイリストやアーティストのプレイリストが少し。
スマートプレイリストは良く聞く曲を集めたりして作っています。


発売日ではなくいつ出会ったか

何度となくプレイリストデータを失う中、自分が曲を探す時に使う要因として、iTunesがUIとして持っている「ジャンル」「アーティスト」「アルバム」に加えて「いつ頃の曲か」というものがあることを発見しました。

しかもそれには、客観的データ(発売日)ではなく主観的データ(いつ出会ったか)が重要であることも。

曲一覧のソート条件に「追加日」という物はあるのですが、2万曲をこえるリストでそのような条件は意味をなさないのであえてプレイリストとして運用するようになりました。


あの頃という感覚

Week #1: START

photo credit: *Kicki* via photopin cc

カラオケのリモコンに「あの頃」という検索方法があります。
西暦を指定してその頃流行っていた曲を探すというやつで、自分の高校や大学の頃を指定してみると身もだえるような曲がヒットしてきます。

だけどその条件が、ここ何年かの場合、結果に全くピンとこないことが多くなりました。

私が大人になってしまったのか、それともこういう時代だからか「あの頃」という感覚の多様化が始まっているように感じます。
人それぞれに「あの頃」があって、僕は自分自身の「あの頃」を残しておくためにプレイリストを作っているのです。


曖昧だけど、これも一つのライフログ

ライフログというと色んなことをしっかり記録して、それこそ記憶を完全に呼び戻せるくらいの状態が理想というような印象がどこかにあります。
だけどこんな風に、ざっくりとした日付のくくりで追加した音楽を記録しておくこともライフログの一部なのかなと思います。

あと今であればEvernoteとの連携とかも考えたりするのかもしれませんが、個人的にEvernote以前からこうなってしまっているのでなかなか移行も難しいという事情もあったり。


記憶の共鳴

音楽だからということもあるのですが、ある曲をきっかけに色んな記憶が呼び起こされることがあります。
一つの曲なのに、仕事が大変だったことも、楽しかった旅行のことも、全部が一度に浮かぶ感じ。

これを私は「記憶の共鳴」みたいなことかな思うのです、音だけに!って。
なんかうまいこと言った風なところで今回のエントリの締めとさせていただきます。




今回のワシヅカミ

今回のワシヅカミポイントは

  • iTunesのプレイリストを追加日で作ってライフログに
  • 音楽という記憶のトリガー
  • バックアップは大切!

の3つ!

みなさんのプレイリストスタイルも是非教えてください!

~20120213追記~

読んでいただきありがとうございます。
こんなプレイリストの僕が使っているアプリの紹介エントリを書きました。

全iPhoneユーザーに捧ぐGoogle Music用アプリ決定版 | 切り抜きジャック


一番大事なのはやっぱりバックアップな気もして、クラウドもいいけどまだローカルの安心感は健在。

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この続きはタムカイズムで