「なぜモレスキンなのか」その答えを感じた。 - モレスキン本第二弾イベントに参加してきました。
今回は一気に結論からいきます。
「モレスキンはモレスキンであることを吠えたりはせぬ!」
です。
(僕の大好きな漫画「覚悟のススメ」の名台詞のパロディ、元ネタは「獅子は獅子であることを吠えたりはせぬ!」)
もちろん単なる手帳であるモレスキンが吠えることはありません。
それも含めモレスキンは自身で「モレスキンでなければならない」とは主張していません、ただそこにあるのです。
なのにここまでの魅力を持っている、それこそがモレスキンの魅力なのだ、と強く感じたのでした。
今回は
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 91
の出版記念イベントに参加させていただきました。
モレスキンについてはほぼ一年前に初めての一冊を購入し、その約一ヶ月後に第一弾のモレスキン本となる
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 2447
を読ませていただきました。
このときの感想は第一弾の内容がモレスキンの歴史とユビキタスキャプチャーの方法についての指南書と言う側面が強かったため、「別にモレスキンじゃなくてもいいかな」というものでした。
ただそれを経ての第二弾はタイトルの「モレスキン 人生を入れる61の使い方」の通り、以前とはがらりと表情を変えたモレスキンの使用事例紹介となっていました。
そしてその出版イベントに集まった人たちは少なく見積もって9割がモレスキン愛用者。
でも本書の内容とイベントで話させていただいた内容から徐々に見えてきたのは、ただ使っているのがモレスキン、それだけのことなのかもしれないということ。
モレスキンが選ばれている理由は人によってそれぞれだと思います。
カバーの質感がいいから、サイズが好きだから、なんとなくかっこいいから、妙に高い値段が自分を追い込むから…。
しかしそれ以上に感じたのは、「モレスキンなら何か出来そうだから」という思いでした。
ただこの思いが使い手をさらに追いつめることがあるのも事実です。
正直、僕も「モレスキンはもっとかっこよく使わなくてはいけない!」と思い込んでいた一人でした。
だからこそなんだか気が引けてしまっていたことも。
しかし今回のイベントで感じたのは、本で紹介されるようなかっこいい使い方でなくても、ただ自分がどう使っているかということ、それだけが重要なのだということでした。
もっとも印象的だったのは
「記録は裏切らない」 – #molebon 第2弾出版記念イベント | TAROSITE.NET
で紹介されているように名刺交換もそこそこにお互いのモレスキンを見せ合うという行為があちこちで行われていたこと。
普段、自分の手帳を人に見せるということはありませんが、やってみるとこれほどダイレクトにお互いを紹介し合う方法があるだろうか、という感覚でした。
なんだか分からないけどそういうことをさせてしまう、できてしまうところがモレスキンの魅力なのかな、と。
最初の結論に戻るとモレスキンはただそこにあるだけ、でも使っている人間は人に見せる勇気をもらえているのかもしれない。
そんな手帳なのかな、と感じました。
そういう意味で別にモレスキンでなくてもいいじゃないかな、という僕の思いは変わっていません。
けれどブログだったりツイッターだったりというデジタル分野とは少し違う、アナログの分野で自分を見せられるものを持っているとすごくステキな出会いにつながるかもしれないし、そのときのフォーマットの一つとしてモレスキンってとてもいいかもよ、なんて思ったりしたのでした。
で、イベントに関してはいろいろな人とお話させていただく間にすごく関係者近く席まで異動してしまい、著者お三方の集合写真タイムで後ろから撮影していたというのが一番おもしろかったですw
あと、豚組しゃぶ庵、めちゃくちゃよかった…!
Moleskine
売り上げランキング: 20