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なぜこれほど「春友ラーメン」を愛しているのかについて本気出して考えてみた。


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春友ラーメンというラーメンがある。
いや正確には存在するが、まだ誰にでも食べられるものではない。
春友ラーメン
作るのはブログ「なまら春友流」の春友氏(@spring_friends
元ラーメン屋にして、現在はサラリーマン。

そんな彼が2013年1月1日から驚きのエントリを書いてた。
今年脱サラしてラーメン屋になります、あけましておめでとうございます

一瞬目を疑った。
「4月バカには3ヶ月早いっすよ!春友さん!」
突っ込もうと本文を読んで間違いで無いことを知った。

これは本気なんだ、ついに決断したんだ。とすぐに分かった。

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ブログが引き寄せた出会い

春友さんに出会ったのは2012年4月のこと。
私自身は以前からブログを読ませていただいていたのだが、ある企画をきっかけにこのブログが春友さんの目にとまり、「是非お会いしたい!」と言ったのがきっかけでお会いすることができた。

こんなエントリも書いていただいた。
勢いのあるお気に入りブログは過去記事も読んでみることをオススメします

春友ラーメン、その衝撃

これをきっかけとして何かと飲みに行ったり、遊んでいただいたりしていく中で、私が始めたとあるイベントにも彼を誘った。
それが川崎ブログバカ(初回のみ川崎ブログ合宿)だ。
12時間耐久!?川崎ブログ合宿が楽しすぎてワシヅカミされた!

そしてその第二回目でついに私たちは「春友ラーメン」に出会った。
ブログをこよなく愛する「ブログバカ」たちが川崎の地に集合したお話。

このラーメンが本当に美味しくて、参加したブロガー達はこぞってその美味しさを誉め称えた。
「書け!」なんて一言も言われていないのに皆がブログに書いた。
TLを通して伝わったその熱量は全国へと飛び火し、春友さんは名古屋でラーメンを作ることになっていたりもした。

あとから聞いたところ「川崎ブログバカ」が背中を押したと言われて私までうれしくなってしまった。

なぜ「春友ラーメン」か、その理由

「知り合いが作っているから、美味しいんじゃないのか?」
あまりに自分が浮かれているので自問してみた。

その結果たどり着いたこの疑問に対する答えは、前半はYes、後半はNoというもの。

つまり「知り合いが作っているから」が私にとって愛する理由の一つになっていることは間違いない、ただしそれは「美味しい」の理由にはなっていないと言うことだった。

モノがあふれる時代の価値

身の回りにモノが溢れている。
ケータイと言えばいくつもの機種があり、ラーメン屋だってそれこそ何件でもある。

その中で特別になるモノには「意味」がある。
「意味」は「物語」と呼ばれたり「コンテクスト(文脈)」と呼ばれたりもする。
つまりそれ自体の質だけでなく、それに付加された背景が価値に結びつくという考え方、ブランドなどはその分かりやすい例だ。

この考え方で行くと「知り合いが作っているから」はかなり強い「意味」を持っていると言える。

「意味」だけでなく、大事なのは「生」の感覚

この「意味」ととても相性がいいのがインターネットだ。
Wikipediaを、ブログを、SNSを読めば、その裏にある「意味」や「物語」を手軽に知ることができる。いまこうして書いている情報だってその一部になっていく。

ただ、ここでよく陥ってしまうのが「意味」を知っただけで、「それ自体の質」も知ったと思ってしまうことだ。

ブランドの裏話を知ったからと言って、毎日そのカバンを使っている人の生の感想にはかなわない。
そう「春友ラーメン」の「物語」を知ったとしても、「春友ラーメン」の「味」を知ったことにはならない。

私は幸運なことに二度「春友ラーメン」を食べることができた。
同じようなラーメンは他にあるかもしれない、もしかするともっと上の味があるのかもしれない。味覚という感覚に客観的な指標がない以上、単なる「好み」かもしれない。

ただ少なくとも私はラーメンそれ自体であるところの「味」に感動し、こうやってブログを書いていて。

判断は現場で、自分で

というわけで2013年7月にオープン予定の「ラーメン春友流」
時期的に、地理的に、色々な事情があるかもしれないが、可能であれば是非色々な人に食べてもらいたいと思う。
味は現場で食べないことには判断できないのだから。



「質」は人を饒舌にする。そんな時に話せる「物語」がある。
これはなんて幸せなことなんだろうと思うのだ。

春友ラーメン
Photo by わんぱくブロガー

ワシヅカミできたかな?
あなたの右脳の恋人タムカイ(@切り抜きジャック)でした。
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この続きはタムカイズムで