ものごとのはじまりにある「点」
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私が絵を描きはじめるとき時、一番はじめの「点」にはかなり大きな意味がある。
単なる「点」ではあるが、様々な要素を持っている。
場所は、大きさは。
シャーペンなのか、ボールペンなのか、サインペンなのか。
0.3mm、0.38mm、0.5mm、1.0mm。
黒いのか、赤いのか、青いのか、緑なのか。
「点」はつながり、「線」になり、やがて組み合わさって「面」となり、最終的に一つの絵になる。
ものごとはすべて点からはじまる。
文章のはじまりの一文字目だってそうだ。
そう考えると
進路を決めた何気無い一言。
何より大事な、家族との出会い。
これらもすべてはじめの「点」。
ただ、絵や文章と違い、人生における「点」は一目でそれとわからないものばかりだ。
むしろその後から気づいて、あれが「点」だったのかと思うことがほとんど。
無数の「点」の中で、続いていくもののほうが少ないかもしれない。
でも、それでも、やめないことのみが、その「点」を「線」にする唯一の方法なんだろう。
愛用しているペン先を見ながらそんなことを思った。
あなたの右脳の恋人タムカイ(@切り抜きジャック)でした。