新UI「ドラッグ選択」がすごい!iOS用テキストエディタ「ThumbEdit」がアップデート。個人的にはAtokPad対応もうれしい!
iPhoneは本当に便利なのですが、どうしても納得いかないことがあります。
私にとってテキスト入力時のカーソル移動がそれにあたるわけです。
操作をすべてタッチパネルとすることで操作UIの自由度を大幅に高めた一方、従来の携帯やPCにあった便利さが一部無くなってしまったことも確か。
特に文字入力という点でその点が顕著になりました。
小さな画面でカーソルを移動させるためにタッチをし、範囲選択を広げたり縮めたりするために米粒ほどのハンドルをドラッグしたり、いつしか慣れてしまったものの、そのストレスがなくなることはありませんでした。
そんな中、アプリというカタチで独自にこの問題を解決しようとした人たちがいました。そうして生まれたアプリが、今回ご紹介する
ThumbEdit – 親指テキストエディタ
というアプリです。
新機能「ドラッグ選択」がたまらなくいい!
詳しい動作の様子は公式の紹介動画を見ていただくのが良いでしょう。
以前から実装されていた画面内スワイプでのカーソル移動はもちろんのこと、今回の新機能として、独自に搭載されたテキスト選択ボタンを押しながら画面内をドラッグすることで、範囲選択ができるようになり利便性が一気に高まりました。
またPCのように、上下で行をまたいだ選択ができるようになっています。
これ、当たり前のように上下に移動してますが、画面をピンチイン/アウトで文字サイズを変更した後でも追従してるってことは、かなりすごいんじゃ…。
とにかくこのドラッグ選択は一度体験してみることをオススメします。
たまに予期しない動作(行頭でカーソルが固まる?)が起こることもあるのですが、これは病みつきですよ!
AtokPadへの対応でBluetoothキーボード使用時にも死角なし
これ、実は私がリクエストした機能なのですが、他のアプリへデータを渡すことのできるURLスキームというものを使って、AtokPadへデータを渡し、戻ってくることが可能になりました。
なぜこれが欲しかったかというと、iOSでのキーボード日本語入力は予測変換が入ってしまうため、文字入力は可能なのですが、とても使いづらいんですよね…。
そこで個人的にキーボードで使うならコレと思っているのがAtokPadなのです。
で、このアプリに対応するにはアプリ側に設定を持たなければいけないらしく、それに対応してくださったとのこと!超うれしい!
使う際には設定のURLスキームに
atokpad://com.atok.atokpad?src=thumbedit://?mode=replace
をを入れればOK!
そしてなんとAtokPadがインストールされた状態でThumbEditをインストール(再インストール)すると最初からボタンが追加されるのです!
ただし再インストールの場合、今あるメモは消えてしまうのでご注意ください。
もちろんAtokPadから戻ることも
戻ってきた時のカーソル位置保持にまで対応!
使う際には上のバーにある「ThumbEdit」の文字を長押しすることでボタンが出てきます。
AtokPadの他にも、メールなどへの連携も可能です。
ちなみにスクリーンショットがiPadになっていますが、もちろんiPhoneでも使うことが出来ます。
と、どんどんと便利になるテキストエディタThumbEdit。
ちょっとしたメモ書きに、ブログの下書きに、色々使えて超オススメです!
今回のワシヅカミポイントは
- ドラッグ選択は一度体験しておいた方がいい!
- AtokPadでBTキーボードもシームレスに使える
- 予告されているさらなる進化
の3つ
今回はアップデート内容にフォーカスして紹介しましたが、同社の定型文アプリの機能がそのまま使えたり、テキストの検索置換があるなどかなり高機能なアプリです。
今後はiCloudでのメモ同期も予定されているとか…。
今後の進化も楽しみです!!!
定型文アプリのレビューはこちら
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