あるクリップボードアプリが垣間見せてくれた未来の何気ない光景
photo credit: Camdiluv ♥ via photopin cc
名前は知っていたけど使ってないアプリってありますよね、タムカイです。
で、だいたいこういうアプリは使ってなかったことを激しく後悔する事が多いのですが、今回ご紹介するPastebotもそんなアプリの一つ。
特にMacユーザーは必須じゃないですかね。
そしてこのPastebotが何か大事なことを感じさせてくれたような気がしました。
Pasetebotとは
Pastebot — コピー&ペースト強化ソフト 1.4.2(¥350)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Tapbots – Tapbots(サイズ: 6.9 MB)
全てのバージョンの評価: (373件の評価)
すでに色々なサイトでレビューされているのでさらりと。
まずは動画をご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=J8fFhQJU40c
iPhoneアプリのPastebotはクリップボードを拡張するアプリです。
通常は直前の一件のみしかデータを保持できないのですが、このアプリを使えば200件までのデータを残しておくことができるようになります。
Pastebot SyncをMacに入れて初めて完成形に
そしてMacユーザーはPastebot Syncというアプリを入れてください。
これはなにかというとWi-Fiを使ってMacとiPhoneのクリップボードを共有できるようにしてくれるもの。
簡単に言うとMacでコピーしてiPhoneで貼り付けたり、その逆ができるようになるという夢のようなアプリなのです。
それは誰のデータなのか
ここでふと。
今、コピーしたデータって誰のものなのだろうか、と。
所有権みたいな話をしたいのではなく、誰の意志でコピーされてどう使われるのかという話で、それはもちろん「私」です。
いままで、PCのみでコピー&ペーストを使うときには、ブラウザでコピーしてメールに貼り付けるようなことができたので、特に気にしてはいませんでした。
ただ端末が二つになると話は変わります。
こちらでコピーしたデータはあちらでは使えない。
記録媒体を使って渡したり、クラウドサービスを使って渡すのが当たり前でした。
しかしコピーするのも、ペーストするのも自分なのだとしたら、それってとっても不便だし、なんだか不自然なことじゃないですか?
もっと自分と情報がつながる未来
photo credit: Florian SEROUSSI via photopin cc
未来はもっと自然な形になっていくのかなと思います。
たとえば今だとフォトストリームがそんな感じ。
自分の撮った写真がどこからでも見られるってすごく普通ですごく便利。できればここにデジカメの写真も入ればいいと思うのに、とかとか。
Dropboxどころかマンガ喫茶の端末もいつもの環境になってたり。
なんだかPastebotの便利さから色々発想が膨らんだのでした。
今回のワシヅカミポイントは
- とりあえずPastebotマジ便利!
- もっと情報は自分に近くなればいい
- その未来で自分が持ってるものってなんなんだろう?
の三点。
たかがクリップボード、されどクリップボード
ヒントは色んなところにありますね!