SPONSORED LINK
このエントリーをはてなブックマークに追加

『世界に一つだけの花』に感じた違和感と私が意識している3つのこと


SPONSORED LINK

調べたらこの曲のリリースが2002年で今年で10年、発売が2003年だと気づいて驚愕してます。
タムカイ(切り抜きジャック)です!


槇原敬之作詞作曲でSMAPが歌い、それはもう大ヒット作となったこの曲。
確かにいい歌なのですが、なんか私の心にひっかかりというか違和感を感じていたのです。

あ、音程とか歌唱力の話ではないのであしからずw

Sponsored Links

私は花じゃない

『バカ、喩えだよ!無粋なこと言うな!』

そうですか、たしかにそうです。
『世界に一人だけの人』って言ってしまうと、事実ではありますが、詩的な美しさが一切なくなってしまいます。
この曲がこんなにヒットすることもなかったでしょう。

ただ、一つ問いたいのです。
『あなた自身が、花に喩えられることを選びましたか?』と。



もし『そうではない』と心の何処かで感じたなら、これから先、次の3つのことを心にとどめてみてください。


1.当たり前をうたがってみる

この場合で言うと『花』という喩えのこと。
歌詞の世界観だから、とかそういう言葉で思考を止めないことです。

私達は誰かが言ったからを鵜呑みにしがちです。
『これからはグローバル化で社内公用語も英語にした方がいい』
本当でしょうか?

海外に基盤がないビジネスであれば、まずはそれを構築することが先決です。
コンセプトを考えるのに母国語でない方が捗る?
きっと、そんなはずはありません。
さらに考えると、無理に海外進出などせず、国内をもっと手厚くした方がビジネス的にはいいのかもしれない。

とにかく、ある事象に対して鵜呑みにするのではなく、疑って色んな側面を見ることです。
一人で限界があるなら、色んな人の意見を見るのもいいでしょう。


2.そこに無いものを想像する

『世界に一つだけの花』は歌詞の中にヒントがあるので分かりやすいのですが、そこで言われていないことは何かを想像することです。

花の歌だと思いがちですが、『花屋の店先に並んだ〜』と言う歌詞があるように、実は花屋さんがいます。
花屋さんということは花瓶もあるし、水もあるはずです。
言われてみれば『なーんだ』ということかもしれませんが、それを意識することが大切なのです。

これは何もひねくれろと言っているわけではありません。

往々にして『知っている人』はできるだけ肝心なことを言わず、自分に都合の良いように情報を出してきます。
そんな時に『知らなかった!』と、後で騒ぎ立ててもなんの意味も無いのです。

語られていない、そこに無いものは何か、そしてなぜ無いのかを想像してみてください。


3.人と違うことを恐れない

よし、じゃあ俺は花じゃなくて水がいい!
などと言い出すと、まあ多かれ少なかれ人から注目されます。
日本人の多くは注目されることを嫌います。

が、誰にも見られないのと比べてどちらがいいでしょう?

ここで見方を変えると、目立つことが嫌いな私達は環境的に目立ちと悪目立ちのバランスを知っているとも言えます。
そして逆に言えば、ものすごいことをやらなくても、ほんの少しほんの半歩だけずらせば、他との違いが出せるのです。

これは利用するしかないでしょう!


大切なのはバランス

と、ここまで書いてきたことをいつもいつもやっていると、流石に変人扱いされることは間違いないでしょう。

大切なのはやはりバランスです。

しかし、いざという時きちんと発信するためには、普段から意識して考えておく必要があります。
来るべきその日のために、普段からイメージの素振りをしておいてはいかがでしょうか?




今回のワシヅカミ

今回のワシヅカミポイントは

  • 当たり前を疑い
  • そこに無いものに想像を巡らせ
  • バランスを持って人と違うことを考えてみること

の3つ

きっと「頭が柔らかい」と言われる人はこれを普段からできているのかなと。
いやが応にも世界に一つだけの自分なんだから、ちょっとだけ自分らしく考えてみてもいいと思うのです。

あ、私自身はこういう話を最もっともらしくして、みんなが花以外を選んだところであえて「花」を選択するタイプですねw


このエントリーをはてなブックマークに追加
この続きはタムカイズムで